加賀百万石「金沢城」の見どころと歴史をサクッとご紹介|石川県

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

金沢城は、加賀百万石と称された前田家の居城として知られています。

加賀藩を統治した前田家は、日本史の中でも重要な藩の一つであり、その力の象徴が金沢城でした。

ちなみに金沢城と江戸を結ぶ古道は北国街道です。

この記事では、金沢城の歴史や行ってきた様子について詳しく解説します。

▼日本100名城はこちら!

金沢城とは?城主や歴史まとめ

金沢城の歴史は、戦国時代にさかのぼります。元々この地には、「尾山御坊」という本願寺派の寺がありましたが、1580年に佐久間盛政が築城を始めました。その後、1583年に前田利家が能登から入城しました。利家は加賀藩の初代藩主となり、金沢城を本拠地として発展させました。

前田利家の死後、その息子・前田利長が藩主となり、加賀藩は更なる繁栄を遂げました。加賀藩は加賀(現在の石川県)、能登(現在の石川県北部)、越中(現在の富山県)を領有し、石高が100万石を超える大藩として知られるようになりました。これが「加賀百万石」という言葉の由来です。

金沢城公園の入場料は?

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の入館料は以下の通りです。

大人小人
個人320円100円
団体250円80円
金沢城公園|石川県金沢市

金沢城公園を散策しよう

金沢城公園|石川県金沢市

金沢城公園は、すぐ隣にある日本三名園の一つ「兼六園」と隣接しています。元々、兼六園は金沢城の外庭として整備された庭園であり、城と庭園は密接な関係がありました。現在でも、金沢城公園と兼六園を一緒に散策する観光ルートが人気です。

金沢城公園は、四季折々の風景が楽しめる場所でもあります。春には桜が咲き誇り、特に「兼六園菊桜」など珍しい桜が見られることで有名です。夏には豊かな緑が広がり、秋には紅葉が美しく色づきます。冬には雪景色が城郭と相まって幻想的な雰囲気を作り出します。特に冬の「雪吊り」は、兼六園と共に金沢の冬の風物詩として人気があります。

金沢城の見どころ①五十間長屋(ごじっけんながや)

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

実際に中へ入れる五十間長屋(ごじっけんながや)。

元々は武器を保管しておく倉庫と同時に、城壁として敵の侵入を防ぐ役割を果たしていました。現在の五十間長屋は2001(平成13)年に復元されたものです。

金沢城公園と尾山神社の御朱印と御城印|石川県金沢市

外から見るとお堀に囲まれており、城壁の役割を担っているのがよく分かります。

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

春には桜並木から散る花いかだも美しい。

金沢城の見どころ②2020年に再建された鼠多門

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

金沢城の新しい名所のひとつに「鼠多門(ねずみたもん)」があります。

手前に見えているのが鼠多門橋。

鼠多門橋は江戸初期には存在していたとされる、2階建ての櫓門です。

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

橋の下をビュンビュン通る車がミスマッチで面白い。

加賀百万石!春の「金沢城」を散策しよう|石川県

金沢城は、加賀藩の栄華を象徴する歴史的な城郭です。その独自の建築様式や加賀百万石の背景を知ることで、金沢城を訪れる際にはより深い理解を持つことができるかもしれません。日本の歴史や文化に興味がある方にとって、金沢城は必見のスポットです。

金沢を訪れた際には、ぜひ金沢城の歴史に思いを馳せながら、その壮大な姿を堪能してみてください。

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この記事を書いた人

YAMAMOTO Maaya

古道体験メディア「ノミチ」代表。長野県の観光WEBメディア「Skima信州」代表、全国の御朱印と神社仏閣紹介ブログ「ごしゅメモ」運営。道祖神石造物狛犬宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。

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