甲府城跡は山梨県甲府市にある城跡で、日本100名城にも選定されています。
この記事では、甲府城跡の歴史や城主について詳しく解説し、訪れる際の魅力や見どころも紹介します。
甲府城跡(舞鶴城公園)へのアクセス
甲府城跡(舞鶴城公園)は甲府駅のすぐお隣にあり、アクセスもバッチリ。
甲府城の歴史|城主は徳川家康?
甲府城は一条小山という独立丘陵を利用して築城された戦国期末期からのお城です。
甲府城は、(諸説ありますが)武田氏滅亡後に徳川家康の命により築城が開始されたと言われています。その後豊臣氏に引き継がれ、築城も本格化。豊臣秀吉の甥である羽柴秀勝が支配することになりました。
関ヶ原の戦い後は再び家康の支配下となり、1607(慶長12)年には江戸幕府の直轄地となりました。
1704(宝永元)年には5代将軍徳川綱吉の側用人である柳沢吉保とその子柳沢吉里が甲府藩主となっています。
甲府城の御城印は甲府市観光案内所でいただこう
甲府城の御城印はJR甲府駅南口広場にある甲府市観光案内所でいただくことができます。
違い鷹の羽(浅野家)三つ葉葵(徳川家)柳沢花菱(柳沢家)の家紋三種が描かれています。
甲府城跡(舞鶴城公園)に登ってみよう!
甲府城跡(舞鶴城公園)は入館無料で上まで登ることができます。
甲府市街地を一望できる絶景スポットでもあるので、ぜひ上まで行ってみましょう。
甲府城跡で最も目を引くのが、その美しい石垣です。
城が築かれた当初から残るこの石垣は、自然の石を利用した野面積みが採用されています。
城跡内には、展望台も設置されており、甲府盆地や周囲の山々の美しい景色を一望できます。特に夕暮れ時には、素晴らしい景色を楽しむことができ、カメラマンにとっては絶好のスポットです。
武田氏の居館「武田氏館」にも立ち寄ろう
武田氏館は、甲府市に位置する武田家の初期の居城で、武田信玄が誕生した場所でもあります。
この館は、戦国時代における武田家の本拠地として、主に武田家の居住空間や政務を行う場所として機能していました。館の構造は、家族や家臣が住むための建物が集まったものであり、外部からの攻撃に備えるための防御機能も備わっていました。
甲府城まとめ
甲府城跡は、その歴史的背景や美しい景観から、山梨を訪れる際には必ず立ち寄りたいスポットです。
武田信玄や武田勝頼、柳沢吉保などの歴史に触れ、壮大な城跡を散策することで、当時の歴史を感じることができます。
日本100名城にも選ばれた甲府城跡を訪れ、歴史と自然の融合を楽しんでみてください。
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