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馬籠宿から妻籠宿へ!馬籠峠を越える8km2時間半ハイキング

馬籠峠(まごめとうげ)とは、中山道の馬籠宿(まごめじゅく)と妻籠宿(つまごじゅく)をつなぐ約9キロメートルの峠道です。

今回は妻籠宿まで車で向かい、駐車してからシャトルバスで馬籠宿へ。その後歩いて妻籠宿に向かうプラン。

わたしが歩いた中ではバツグンに観光客(特に訪日客)の多い、人気の古道です。

全行程でも半日ほどの気軽なハイキングコースなので、ぜひ参考にしてくださいね。

▼中山道の観光も楽しもう!

馬籠峠ハイキングのコースと所要時間

中山道(妻籠宿・馬籠宿・落合宿・中津川宿)-2024-06-05 / 信州さーもんさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

所要時間は馬籠宿の上から歩いて距離は8.24キロメートル、所要時間は2時間16分でした。

馬籠宿の下から歩くとさらに1キロメートル、20分ほどプラスされるはず。

妻籠宿に車を停めてシャトルバスで馬籠宿へ

妻籠宿には駐車場がいくつかありますが、今回は町営中央駐車場を利用しました。

徒歩3分ほどの「尾又橋」というバス停からシャトルバスに乗り込みます。

バスの時刻は多くないので、詳しくはこちらをご覧ください。

中山道随一の観光地・馬籠宿を歩く!

シャトルバスは馬籠峠の登山口付近にも停まりますが、せっかくなので馬籠宿の一番下から歩いてみようと思います。

今回は9時頃に歩いているのであまりお店は空いていませんが、お昼時に行けば五平餅やお蕎麦、おしゃれなカフェなども立ち並び、食べ歩きにもおすすめなまちです。

木曽観光連盟さんの公式サイト『木曽谷とりっぷ』には弊社で企画・取材をお手伝いした馬籠宿の記事があるのでこちらもご参照ください!

馬籠宿 陣場上展望台からハイキングスタート

さて、馬籠宿を一番上まで上がったところから、馬籠峠がスタートします。

宿場の端には「高札場」がありますね。島崎藤村の小説にも登場しており、当時の貴重な情報源であったことが分かります。

登山道はやや分かりづらいですが、展望台の傍から続いています。

石畳の涼しげな道。

馬籠宿からスタートした場合、この後は40分ほど登り道が続きます。

道のほかは森の中。素晴らしい日本の原風景を楽しむ訪日客の姿が目立ちます。

前を歩くファミリーは小学生の娘さん2人を連れて軽装でしたが、最後まで楽しそうに歩いていました。

長野県との県境が見えてきたら、坂道は終わり!馬籠峠の山頂です。

馬籠峠の山頂でひと休み!五平餅を食べよう

標高790メートルの馬籠峠に到着しました。

山頂のお隣には峠の茶屋があったので、ここで小休憩。

コーヒーやお茶、ショウガ湯に甘酒などドリンクの種類が豊富。

お蕎麦やうどんなどのフード系もありました。

ただしお客さんが多かったからか、提供に20分ほどかかりました。

五平餅も頼んだけど写真ブレてた。

さあ、ここからはゆるやかな下り道です。

本格的な山道になってきた

いよいよ峠らしい山道になってきました。

歴々の大名や偉人たちもこの道を歩いた、もしくは籠にかつがれて通っていたかと思うと感慨深いものがあります。

舗装されていない道も多いため、悪天候の際は足元にご注意を。

南木曽町の「男滝女滝」へと続く道に出ました。

前に行ったことがあるので今回はスルーします。

クライマックスはずっと川の音がしていて気持ちの良い雰囲気でした。

大妻籠に到着

峠道を過ぎると、妻籠のひとつ手前にある「大妻籠」に到着。

大妻籠宿は馬籠宿と妻籠宿の間宿です。

妻籠宿まであと1.8キロメートル!

少しずつ町に近づいてきている雰囲気が出ています。

妻籠宿に到着しました!

妻籠宿も歴史的建造物が並び、宿場町観光を満喫することができますよ。

馬籠峠古道ハイキング まとめ

馬籠峠をハイキングした様子をご紹介しました。

2時間から3時間ほどの下り多めなコースなので、体力に自信のないわたしのような人にもおすすめ。

▼中山道のノミチ記事はこちら

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