レンタカーを借りて2泊3日の壱岐観光をしてきました。
司馬遼太郎『街道をゆく』13巻にも取り上げられており、ノミチでも行って見たかった場所。
今回はそんな壱岐の歴史多めな観光モデルコースをご紹介します。
福岡空港から壱岐までのアクセスはこちらをどうぞ。
お昼に芦辺港(壱岐)に到着!
壱岐へのアクセスは博多港から高速船で約1時間。
芦辺港は島の北東に位置し、港を出るとすぐにレンタカー店が並びます。予約しておけば、到着後すぐに車を借りられるのでスムーズに観光を始められます。
ランチは壱岐牛「うめしま」

まずは腹ごしらえ。芦辺港から車で約10分の「うめしま」は、壱岐牛のステーキや焼肉が味わえる人気店です。
壱岐牛は、全国的に評価の高い黒毛和牛で、きめ細かな霜降りとやわらかな肉質が特徴。ランチタイムなら比較的お手頃に楽しめるのも魅力です。

お猿がいっぱい⁈男嶽神社

お腹が満たされたら、車で約15分の男嶽(おんだけ)神社へ。
標高約170mの男嶽山の山頂にあり、眼下には壱岐の絶景が広がります。この神社のユニークな点は、境内や参道に数百体もの猿の石像が並んでいること。縁結びや厄除けのご利益があるとされ、フォトスポットとしても人気です。

すこやか温泉でリラックス

観光の合間にひと休みしたいなら、「すこやか温泉」がおすすめ。
地元の人に愛される日帰り温泉で、広々とした内湯や露天風呂からは自然の景色が楽しめます。泉質は肌あたりのやさしいアルカリ性単純泉で、旅の疲れをほぐすのにぴったりです。


宿泊は印通寺浦の「旅館 網元」

1泊目は、島の南部・印通寺(いんどうじ)浦にある「旅館 網元」へ。
漁師町ならではのアットホームな雰囲気と、新鮮な魚介を使った料理が魅力です。夕食付きプランもありますが、この日はあえて夜の街へ出かけてみましょう。

夜は「凪沙」や「スナックセレブ」で夜ご飯

印通寺エリアには、居酒屋やスナックが点在。
地元の味と人情に触れるなら「凪沙」で海鮮料理を堪能し、その後は「スナックセレブ」でカラオケや島の人との交流を楽しむのも一興。壱岐の夜は、ゆったりとした時間が流れます。

原の辻遺跡

翌朝は、古代ロマンを感じる原の辻(はるのつじ)遺跡へ。
弥生時代に栄えた一支国(いきこく)の中心地とされ、国の特別史跡に指定されています。復元された高床式建物や物見やぐらは迫力満点。当時の暮らしを体感できる貴重なスポットです。

壱岐市立一支国博物館(長崎県埋蔵文化財センター)

遺跡のすぐ近くにある博物館では、一支国や壱岐の歴史を詳しく学べます。
展示室では発掘された土器や鉄器、当時の交易の様子を再現した模型などがあり、歴史好きでなくても楽しめます。建物自体も迫力あるデザインで、写真映えします。

2泊目は「みなとやゲストハウス」

この日の宿泊は港近くの「みなとやゲストハウス」。
おしゃれな内装と清潔感があり、バックパッカーや国内外の旅行者との交流も魅力のひとつ。キッチンやラウンジも完備され、自炊や情報交換も可能です。

モデルコースまとめ

- 1日目
芦辺港 → 壱岐牛「うめしま」ランチ → 男嶽神社 → すこやか温泉 → 旅館 網元 → 凪沙・スナックセレブ - 2日目
原の辻遺跡 → 一支国博物館 → みなとやゲストハウス
レンタカーなら移動時間を短縮でき、限られた日程でも島の魅力を存分に味わえます。壱岐は四季ごとに表情が変わる島なので、今回のモデルコースを参考に、あなただけの旅プランを組んでみてはいかがでしょうか。
▼長崎県のノミチ記事はこちら