福島県白河市の白河駅前にある「白河小峰城」。
日本100名城のひとつで百名城スタンプのほか、御城印や城カードをいただくことができます。白河小峰城の御城印や城カードがいただける場所のほか、白河小峰城の歴史や見どころもご紹介します!
▼「白河」の歴史や見どころはこちら!
白河小峰城へのアクセスと駐車場
白河小峰城はJR白河駅から徒歩3分ほど。
駐車場は「小峰城跡・城山公園専用駐車場」です。駐車料金は無料。
白河小峰城の御城印もらえる場所は城内「二ノ丸茶屋」
白河小峰城の御城印は現在3種類あります。
通常の御城印には丹羽氏や松平氏など、歴代城主の家紋や小峰城のスタンプが並んでいます。お正月限定の御城印(500枚限定)には「奥州白河 白河小峰城」の文字と久松松平家の家紋「星梅鉢」が印刷されていました。さらに数量限定でドラゴンクエストとのコラボ、ドラクエウォーク版小峰城御城印も販売されています。
・販売場所:二ノ丸茶屋(白河小峰城内)※定休日の場合は、白河観光物産協会(JR白河駅舎内)で販売
白河小峰城の百名城スタンプ
白河小峰城の百名城スタンプもいただいてきました。本におしてもらいたかったのに、直前にコインロッカーへ預けてしまうという大失態。やりがち。福島県ではほかに「会津若松城」と「二本松城」が百名城に選ばれています。
白河小峰城の「日本百名城 城カード」
日本百名城では城カードも販売されています。公益財団法人 日本城郭協会が発行している登城記念のカード。税込300円です。御城印と同じく城内の二ノ丸茶屋で購入することができます。
白河小峰城を見学!入城無料です
白河小峰城に現在本丸はなく、復元された三重櫓に登ることができます。入城はなんと無料。3階建の急な階段を上っていきます。昔は城下町を含め大きな外堀に囲まれていたようです。
白河小峰城の歴史
白河小峰城は約1,300年前、南北朝時代半ばに当時白河を治めていた白河結城(ゆうき)家の結城親朝(ちかとも)が、小峰ヶ丘(こみねがおか)に城を構えたのが始まりとされています。
江戸時代初期に初代白河藩主となった丹羽長重が寛永6(1629)年に約4年かけて大改修を行い、当時は珍しかった石垣を多用した小峰城が誕生します。阿武隈川(あぶくまがわ)の付け替えや城下町の整備も行い、現在につながる小峰城の基礎が築かれたのです。
その後も「寛政の改革」を主導した松平定信や8代にわたって白河藩主を務めた阿部家などが城主を務めました。慶応4(1868)年には戊辰戦争「白河口の戦い」によって消失落城しています。120年経った平成3(1991)年に三重櫓が、平成6(1994)年に前御門が木造で復元されました。平成23(2011)年には東日本大震災により石垣の一部が崩落しますが、現在は修復されています。
白河の城下町を歩く
白河駅前は城下町、宿場町としての歴史を持ちます。敵の侵入を防ぐために大きく曲がった「カギ型(桝形)」の地形や脇本陣跡の「蔵座敷」など、随所にその面影が残ります。
▼旧脇本陣柳屋旅館「蔵座敷」
本陣跡は看板のみですが、道向かいに脇本陣柳屋旅館「蔵座敷」が現存していました。どうやら大火があり、本陣や脇本陣含め消失してしまったようです。蔵だった「蔵座敷」にも焼け焦げた跡が残っていました。当時、この本町には約50軒の旅籠が軒を連ねていたとのこと。
戊辰戦争「白河口の戦い」の折には新撰組の3番隊隊長であった斎藤一ら106名の隊士が滞在していたとのこと。新撰組ファンにはたまらない場所ですね(おそらく泊まった場所自体は消失しているでしょうが)。
また明治14(1881)年には明治天皇も訪れており、往路では休憩を、復路では宿泊をしたそうです。
開館時間:10:00〜16:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日) ・年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:無料
白河小峰城 まとめ
福島県白河市の白河小峰城をご紹介しました。歴史も古く、スクラップ&ビルドを繰り返してきた白河小峰城。知れば知るほど面白く、城下町歩きと一緒に楽しみたいお城です。
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