滋賀県大津市に位置する比叡山延暦寺は、天台宗の総本山として知られ、世界遺産にも登録されています。その長い歴史と深い宗教的意義から、多くの参拝者が訪れる名刹です。
この記事では、延暦寺の御朱印の魅力と、その歴史について詳しくご紹介します。
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比叡山延暦寺の基本情報とアクセス
名称 | 比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ) |
所在地 | 滋賀県大津市坂本本町4220 |
営業時間 | 9:00〜16:00 |
公式HP | https://www.hieizan.or.jp/ |
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比叡山延暦寺の歴史は?
比叡山延暦寺は、最澄(さいちょう)によって788(延暦7)年に開かれました。天台宗の開祖である最澄は、中国での修行を経て日本に戻り、この山に仏教の拠点を築きました。最澄が目指したのは、平和と調和を中心とした仏教の教えを日本全土に広めることです。
延暦寺はその後、平安時代から鎌倉時代にかけて日本仏教の中心として発展し、多くの僧侶を輩出しました。特に、法然、親鸞、栄西、道元といった後の時代の宗教家たちも、延暦寺で修行を積んでいます。また、戦国時代には織田信長による焼き討ちという悲劇に見舞われましたが、後に再建され、現在までその姿を保っています。
比叡山は僧侶の育成だけでなく、文化や学問の拠点でもありました。そのため、日本の宗教、文化、教育に多大な影響を与えてきた場所として、非常に重要な存在です。
比叡山延暦寺の御朱印は全11+2種類



比叡山延暦寺では、いくつかの異なる御朱印をいただくことができます。それぞれの御朱印には、延暦寺の歴史や宗教的な意義が込められており、参拝者に深い感銘を与えます。
また、これら以外にも、季節限定や特別な行事に応じた御朱印も発行されることがあります。訪れる時期やイベントに合わせて、特別な御朱印をいただくことができるのも延暦寺の魅力の一つです。
比叡山延暦寺“東塔地域”を歩く

比叡山延暦寺へのアクセスは、滋賀県の大津市から比叡山ドライブウェイやケーブルカーを利用するのが便利です。また、京都からのアクセスも良好で、観光地としても人気の高いスポットです。
「総本堂 根本中堂」は改修中で見えず

「総本堂 根本中堂」は2016(平成28)年から約10年間かけて大改修が行われています。外側は見えませんが、中で参拝することは可能(撮影は禁止です)。
根本中堂には、延暦寺の本尊である「薬師如来(やくしにょらい)」が安置されています。薬師如来は、病を癒し、健康と安寧をもたらす仏として信仰されています。この像は、最澄が自ら灯したとされる「不滅の法灯」によって千年以上もの間、絶えず照らされています。この法灯は、最澄が提唱した仏教の教えが不滅であることを象徴しており、延暦寺の最も重要なシンボルのひとつです。
「阿弥陀堂」でお香を購入

阿弥陀堂(あみだどう)は、阿弥陀如来を本尊として祀っています。この堂は平安時代に最澄の弟子たちによって建立され、その後何度も再建されてきた歴史的な建造物です。
阿弥陀堂の内部は、落ち着いた厳かな雰囲気が漂い、参拝者に心の安らぎと静けさを提供します。

ちょうどお香が切れていたので「白檀」を購入しました。
「鶴㐂そば 比叡山店 和労堂」で蕎麦ランチ

せっかくなので「延暦寺御用達」と書かれた鶴㐂そばを食べてみました。
どことなく駅そば感があります。


味も駅そばっぽい感じで美味しかったです。お土産にお蕎麦(乾麺)を買って帰るのもありかもしれませんね。
比叡山延暦寺 まとめ

比叡山延暦寺は、その歴史的な価値や宗教的意義だけでなく、美しい御朱印や自然環境も魅力のひとつです。
滋賀や京都を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。仏教の奥深さと歴史を感じながら、御朱印をいただくことで、より深い参拝体験が得られるでしょう。
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