静岡県浜松市にある 秋葉山本宮 秋葉神社。
全国に約400社ある秋葉神社の総本山であり、火防(ひぶせ)の神様として古くから信仰を集めています。標高866メートルの秋葉山山頂に鎮座する「上社」は、澄んだ空気と美しい景色に包まれた神聖な場所。
今回は実際に上社を参拝し、御朱印もいただいてきました。
秋葉神社 上社へのアクセス
秋葉山は浜松市天竜区に位置し、車やバスを利用して訪れることができます。
- 車の場合
新東名高速「浜松浜北IC」から約60分。山道を登っていくため、運転には注意が必要です。駐車場は上社近くに整備されています。 - 公共交通の場合
遠州鉄道「西鹿島駅」から秋葉線バスに乗車し、「秋葉神社」停留所で下車。その後、山道を徒歩で登っていきます。やや体力は必要ですが、道中の自然も楽しめます。
山頂に到着すると、澄んだ空気と雄大な景色が迎えてくれます。まさに「信仰の山」にふさわしい雰囲気です。
秋葉神社とは?
秋葉神社のご祭神は 火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)。
火防の神様として古くから厚い信仰を集めてきました。
全国に点在する秋葉神社の総本宮として、特に江戸時代以降は「火防の神様」として庶民に広く信仰され、火事の多かった江戸の町人たちからも崇敬を集めたといわれています。現在も消防関係者や建築業の方々が祈願に訪れることが多いのだとか。
秋葉神社 上社の御朱印

参拝後には、御朱印をいただくのも楽しみのひとつ。秋葉神社 上社の御朱印は、中央に「秋葉山本宮」と墨書され、朱印が押された力強いデザインです。
御朱印は社務所で受け付けており、初穂料は500円。季節限定の御朱印や特別御朱印が授与される時期もあるため、公式サイトや現地で最新情報を確認するのがおすすめです。
秋葉神社 上社の見どころ



西ノ閽の神門

山道を登りきるとまず現れるのが「西ノ閽(にしのかど)の神門」。朱塗りの荘厳な門で、参拝者を神域へと導きます。門をくぐる瞬間、日常から切り離され、神聖な世界へと入る感覚を味わえます。

幸福の鳥居

境内に立つ「幸福の鳥居」は、参拝者に人気のパワースポット。鳥居をくぐると幸福が訪れると伝えられ、多くの参拝者が足を止めて願いを込めています。


秋葉神社 上社の本殿

参道の先にそびえるのが、壮麗な本殿。
木の調和が美しく、山頂の澄んだ空気に映える姿は圧巻です。本殿からは遠州灘までを望む絶景が広がり、まさに「天空の神社」と呼ぶにふさわしい景色を楽しめます。
まとめ|秋葉山本宮「秋葉神社」上社を参拝!御朱印もいただいてきた

秋葉山本宮 秋葉神社 上社は、火防の神様を祀る全国秋葉神社の総本宮。山頂からの絶景と神聖な雰囲気が、参拝する人々を魅了し続けています。御朱印や鳥居、本殿など見どころも多く、参拝そのものが特別な体験になるはずです。
浜松を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。自然と歴史に包まれた「天空の聖地」で、心を整えるひとときを過ごせます。
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