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【東京】上野東照宮の見どころをご紹介!3種類の御朱印をいただく

上野東照宮(うえのとうしょうぐう)は徳川家康を御祭神とし、日光東照宮、久能山東照宮と並んで「三大東照宮」に数えられることもあるのだそう。上野駅から徒歩7分ほど、上野恩賜公園内に鎮座しています。

今回は東京都台東区にある上野東照宮の見どころと御朱印情報をまとめてご紹介します!

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上野東照宮のアクセス

上野東照宮は上野駅のお隣にある上野恩賜公園の中にあります。

駅からは少し上り道なので駅近ですが良い運動になるかも。公園内には東京国立博物館や国立か科学博物館、東京都美術館などたくさんのミュージアムがあるのでぜひあわせて立ち寄ってみてくださいね。

▼上野東照宮のマップ

上野東照宮とは?ご利益とご由緒

上野東照宮の御祭神は徳川家康のほかに8代将軍の徳川吉宗と15代将軍の徳川慶喜がいます。徳川家康にあやかって、出世・勝利・健康長寿にご利益があると言われています。

現在の社殿は3代将軍の徳川家光によって造営替えされました。日光まで参拝に行くことのできない江戸の人々のために、豪華な社殿を建立したとのこと。

上野東照宮は1627年創建の東京都台東区上野公園に鎮座する神社です。 東照宮とは徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で、日光や久能山の他、全国に数多くございます。 当宮は出世、勝利、健康長寿に特に御利益があるとされ信仰されています。 金色殿(社殿)などの豪華な建造物は、戦争や地震にも崩壊を免れた貴重な江戸初期建築として国の重要文化財に指定されており、国内はもとより、海外からも多くの方がお参りされます。 1616年(元和2年)2月4日、天海僧正と藤堂高虎は危篤の徳川家康公の枕元に呼ばれ、三人一つ処に末永く魂鎮まるところを作って欲しいと遺言されました。 天海僧正は藤堂高虎らの屋敷地であった今の上野公園の土地を拝領し、東叡山寛永寺を開山。境内には多くの伽藍や子院が建立されました。1627年(寛永4年)その一つとして創建した神社「東照社」が上野東照宮の始まりです。 1646年(正保3年)には朝廷より正式に宮号を授けられ「東照宮」となりました。

公式HPより引用

上野東照宮の境内マップ

上野東照宮はコンパクトながら、見どころがたくさんあります。表参道を通っていてまず目に入るのは五重塔、そして目の前に見える唐門と金色殿です。

唐門(裏側)とわずかに見える金色殿

上野東照宮の御朱印は3種類!限定御朱印あり

「上野東照宮」の文字(500円)
「栄誉権現社」の御朱印(500円)

上野東照宮では3種類の御朱印をいただくことができました。通常御朱印、他抜、限定御朱印です。限定御朱印は月替り。「栄誉権現社」の御朱印は、毎月5日、15日、25日には紫色で押印してもらえるそう。

▼2021年師走限定御朱印(月替り)

2021年師走限定御朱印(1,000円)

上野東照宮の拝観料は500円!

唐門は内側から見た姿が美しい

上野東照宮の唐門から中は拝観料(大人500円)がかかります。御朱印をいただける社務所?受付でチケットを購入し、そのまま左側の通路から中に入りました。

金箔がふんだんに使われていることから「金色殿」とも呼ばれています。

上野東照宮の唐門は内側から見た姿が美しい

唐門は内側から見た姿が美しい

正面にある唐門は、拝観料を払って見える内側の方が豪華絢爛でした。正式名称は唐破風造り四脚門(からはふうづくりよつあしもん)です。難しい。日光東照宮で有名な「眠り猫」の作者である左甚五郎(ひだりじんごろう)作の昇り龍・降り龍の彫刻もあります。

上野東照宮の透塀(すきべい)

拝殿をぐるっと取り囲む塀は、向こう側が透けて見えるので透塀(すきべい)と呼ばれています。上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物の彫刻が内外両面に200枚以上彫られています。

タヌキが御祭神「他を抜く」強運開祖のご利益あり!

透塀のさらに奥には栄誉権現が鎮座しています。「他抜」はこちらの御朱印ですね。御狸様とも呼ばれ、各所で悪さをしましたが、上野東照宮に寄贈されてからは災いがなくなったと伝えられています。「他を抜く」タヌキということで、強運開祖、受験・就職・必勝の神様として信仰されています。

上野東照宮の見どころ まとめ

上野東照宮の見どころや御朱印についてまとめてご紹介しました。実は国立東京博物館のついでに立ち寄った上野東照宮ですが、思った以上に楽しむことができました。徳川家康のゆかりの地としても見逃せないスポットですね。

所要時間は30分〜1時間ほどです。

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