【福島県】甲子温泉「旅館 大黒屋」で秘湯の混浴温泉を堪能する旅。

福島県の白河市と下郷町の間、西郷村に流れる阿武隈川沿いにひっそりと佇む甲子温泉「旅館 大黒屋」。

日本秘湯を守る会の会員でもあり、スタンプを押していただけます。

今回はそんな甲子温泉「旅館 大黒屋」に泊まってきた感想をレポートします。

甲子温泉は甲子の年に発見されたことに由来

甲子温泉の読み方は「かし」温泉です。温泉を発見したのが甲子(きのえね)の年であったことから、甲子温泉(かしおんせん)と名付けられたのだとか。

至徳年間(1384年)、伊豆国最勝院開山和尚吾宝禅師の高弟州安和尚が発見したといわれています。

甲子温泉「旅館 大黒屋」へのアクセス

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

甲子温泉「旅館 大黒屋」へは、会津若松市から、もしくは白河市から向かうことになるかと思います。

今回は白河市方面から向かいました。市街地から車でおよそ30分。

新白河駅から無料送迎バスも出ているそうなので、車がない方でも安心して予約できますね。

甲子温泉の温泉は大きく4種類!

甲子温泉の温泉は以下の4種類。

  • 大岩風呂(混浴)
  • 櫻の湯(女性)
  • 恵比寿の湯×2(男女入れ替わり)
甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

旅館から別館へと歩き、まず見えてくるのは2つ並んだ恵比寿の湯。露天風呂と内湯があり、時間によって男女が入れ替わります。

さらに階段を100段ほど下り阿武隈川にかかる小さな橋を渡ると、大岩風呂と櫻の湯が見えてきます。

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

甲子温泉といえば、メインは大岩風呂。縦5メートル、横15メートル、深さ最大で1.2メートルと大きな浴槽です。

湯口からは44〜45度の源泉、さらに足元からは31〜34度の源泉がポコポコと自噴しています。広い浴槽も相まってじんわりと温まるぬるめの温泉でした。

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村
公式HPより画像お借りしました。

基本的には混浴ですが、時間によっては女性のみになるためタイミングを見て入浴しましょう。

いくらでも入っていられそうな温度ですが、さすが子宝の湯なだけあって、上がった後もしばらくはじんわりと温かくいられました。

女性専用の「櫻の湯」は時間によって男性専用になります。大きさは大岩風呂の4分の1ほど。大岩風呂より温度は高めに感じますが、同じ源泉を使っているようです。

甲子温泉「旅館 大黒屋」のお部屋

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村
公式HPより画像お借りしました。

大黒屋のお部屋は広々としていて、谷に面しています。

こたつは掘りコタツになっていて落ち着く空間でした。

甲子温泉「旅館 大黒屋」のお料理

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

お料理は2食付き。和牛のせいろ蒸しや天ぷらをメインに、お野菜やお刺身中心のヘルシーなメニューでした!

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村
甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

甲子温泉「旅館 大黒屋」まとめ

甲子温泉「旅館 大黒屋」福島県西郷村

甲子温泉に泊まってきた様子を簡単にご紹介しました。

じんわりと温まる、何度でも入りたくなる温泉です。

秘湯を守る会のスタンプを集めているので、こちらにもまた足を運ぶことになるかもしれません。

この記事を書いた人

YAMAMOTO Maaya

古道体験メディア「ノミチ」代表。長野県の観光WEBメディア「Skima信州」代表、全国の御朱印と神社仏閣紹介ブログ「ごしゅメモ」運営。道祖神石造物狛犬宿場街道滝ダムため池棚田神社仏閣好きな平成生まれの魚。

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