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津城跡の御城印と見どころ!藤堂高虎公がかっこいい【続日本百名城】

津城|三重県津市 旅行・体験

今回ご紹介するのは、三重県津市にある「津城(つじょう)」。

かつては伊勢国の拠点として栄えたこの地に、築城の名手・藤堂高虎が手がけた堅城がありました。現在はお城公園として整備され、春には桜が咲き誇る市民憩いの場になっています。

津城の歴史や見どころとともに、注目の「津城の御城印」について詳しくご案内します。

津城とは?織田信包から藤堂高虎へ、波乱の歴史をたどる

津城|三重県津市

津城は1571年、織田信長の弟・信包(のぶかね)が築いた「安濃津城」に始まります。戦国の終焉とともに伊勢の中心として整備され、慶長年間にはあの藤堂高虎が本格的な改修を加えました。

津城|三重県津市

藤堂高虎といえば、江戸初期の名将にして“築城の名人”と称される人物。彼は防御性と実用性を兼ね備えた築城術で知られ、大坂城・今治城・伏見城など数多くの名城に関わっています。

津城も例外ではなく、内堀・外堀に囲まれた堅牢な平城へと改修されました。とくに石垣の精巧な積み方は必見。現在も本丸・西之丸の石垣が良好に保存されており、高虎の手腕を今に伝えています。

明治維新後、廃城令によって多くの構造物は失われましたが、その跡地は整備され、現在は「津城跡公園」として市民に親しまれています。

津城の見どころ|石垣、庭園、そして高山神社

津城|三重県津市

現在の津城は、本丸と西之丸を中心に整備され、静かな城址公園として多くの人に開放されています。派手な天守閣はありませんが、そのぶん歴史の痕跡をじっくりと味わえる場所です。

なかでも見どころは、石垣の美しさ。天守台跡の周囲をぐるりと囲む石垣は、藤堂高虎の築城技術の粋を感じさせてくれます。自然石を巧みに積み上げた石垣は、苔むした今もなおどこか荘厳な空気をたたえています。

公園内には小さな庭園があり、春には桜、秋には紅葉と、四季折々の景観も楽しめます。

津城|三重県津市

津城の御城印はどこでもらえる?津市観光協会にて頒布中!

津城の御城印|三重県津市

津城の御城印は、公園内では販売されておらず、津市観光協会で購入する必要があります。以下が販売場所の詳細です。

販売場所:津駅前観光案内所(アスト津1階)

  • 営業時間:10:00~18:00
  • 価格:300円(税込)
  • 備考:現金支払いのみ

案内所のスタッフの方はとても親切で、津城へのアクセス情報や観光マップももらえるので、はじめて訪れる方にも安心です。

デザインは非常にシンプルで美しく、藤堂家の家紋「蔦(つた)」が中央に描かれています。この蔦紋は、藤堂家の象徴として知られ、戦国時代を生き抜いた名門の誇りを今に伝えています。

御城印には「登城記念 津城跡」と墨書きされており、訪れた証としての品格ある仕上がりです。印刷されたものではありますが、しっかりと厚手の和紙に刷られており、御朱印帳やコレクションファイルに収めるのにも適しています。

津城へのアクセスと基本情報

所在地:三重県津市丸之内27(津城跡公園)

アクセス方法

  • 近鉄名古屋線「津新町駅」から徒歩約15分
  • JR・近鉄「津駅」からバスまたはタクシーで約10分
  • 車の場合は、伊勢自動車道・津ICから約10分

駐車場

  • 公園周辺に市営駐車場あり(無料・有料あり)
  • 津駅併設のアスト津駐車場は30分無料、以降は有料

まとめ|津城と御城印で、静かに歴史に浸る時間を

津城は、豪華な天守や派手な展示はありません。ですが、石垣の美しさや、藤堂高虎の足跡を感じさせる構造、高山神社の存在など、静かに歴史の深みに触れることができる城址です。

御城印は、その記憶を手元に残すための小さな証。津城の御城印は、デザイン性・由緒・価格のバランスがよく、初心者にもおすすめの一枚です。

週末の小旅行に、カメラと御城印帳を片手に、歴史の風を感じに出かけてみませんか?

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