足摺岬は高知県土佐清水市に所属する、四国最南端の岬です。
近くには四国八十八ヶ所霊場 第38番札所の金剛福寺があり、四国遍路の途中にも立ち寄れるスポット。
今回はそんな足摺岬の由来や歩き方、楽しみ方をご紹介します。
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足摺岬の由来は?
足摺岬は「あしずりみさき」と読みます。
元々は「足摺崎(あしずりざき)」が正式名称でしたが、観光地の際、通称として広く親しまれていた「足摺岬」が正式名称となりました。
足摺岬の足摺(あしずり)とは、悔しくて地団駄を踏む様子を指します。または足を引きずる様子を意味することも。調べてみると、2つの説が出てきました。
【足摺岬の由来①】空海説
空海が足を引きずって歩いたから、といわれています。
【足摺岬の由来②】金剛福寺の和尚説
足摺岬のすぐ近くにある金剛福寺に伝わる伝説が由来だという説です。鎌倉時代に書かれた『とはずがたり』の中に『足摺岬』というお話があります。
その昔、金剛福寺に和尚さんと小坊主がおりました。和尚さんが沖に船を出し、補陀洛渡海(ふだらくとかい)へ行ってしまいます。それを見た、残された方の和尚さんが足摺をしたことに由来しているとのこと。
四国最南端!足摺岬の灯台へ。駐車場は目の前
足摺岬を目指すと、まずはこんな看板が見えます。
四国最南端!無料駐車場は目の前にあるのでそちらに停めて先端を目指しましょう。お手洗いや観光案内所もあります。
遊歩道の入り口はこんな感じ。
夕方にも一度見に行きましたが、椿のトンネルが怖すぎて近づけませんでした。
朝9時だとこんな感じで爽やか!
2月中旬ですが、すでに椿の花は散り始めていました。
5分ほど歩けば灯台の下へ。
周辺を歩けば四国の海が広がりますが、木々が生い茂ってはっきりとは望むことができません。展望台へ向かいましょう。
足摺岬のおすすめ撮影スポット「展望台」へ
足摺岬灯台から展望台へは、一度同じ道を戻って、展望台へと続く坂道を3分ほどのぼります。
足摺岬と聞いて思い浮かぶ景色は、この展望台から撮られていたことがわかりました。
反対側の岩も特徴的。
足摺岬にはジョン万次郎の銅像あり
駐車場手前のお手洗いがある広場には、大きなジョン万次郎像がありました。
表記は「中浜万次郎像」。ジョン万次郎は土佐清水市の中浜という地区で生まれたため、苗字もそのまま中浜になったそうです。
近くの金剛福寺もチェック!
近くには金剛福寺もあるのでぜひ立ち寄って参拝しましょう。
わたしはこちらで四国霊場八十八ヶ所(お遍路さん)を始めました。詳細記事も更新予定です!
【高知の観光スポット】足摺岬を散策しよう!
高知県、そして四国最南端の足摺岬についてご紹介しました。
山から来たので、これだけ壮大な海が見られて感動!よく見ると海の色も日本海とは違って透明で南国感がありました。
▼高知県のノミチ記事はこちら
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